そごう美術館の
「ムーミンコミックス展」に行ってきた。
今日がそごう美術館での最終日だった。
1954年からイギリスの新聞に連載された
ムーミンのコミックスから
約280点のマンガ原画とスケッチの展示。
トーベ・ヤンソンさんのムーミン童話の原画は何年か前のムーミン展でも見たことがあったけど、今回はコミックス展ということで、鉛筆でのスケッチやキャラクター設定画など、また違った魅力のある展示になっていた。原画の持つ魅力はこういう機会でないとなかなか味わえないので、目に焼き付けるように観てきた。個性あふれるキャラクターたちがみんなかわいい。
コミックスの製作は、トーベさんが連載を終了したあと1960年からはトーベさんの弟のラルスさんがひとりで漫画製作を引き継ぎ、1975年まで連載。
後半はラルスさんによるコミックスの原画が多数展示されていて見応えがあった。コミカルな動きのある絵と展開の面白さを感じるラルスさんによるコミックスもとても魅力があった。原画を見るといつも感じる線の美しさにもうっとりした。
今回の展示で初めてムーミンはコミックスもすごく良いと思ったし、本当に観れて良かった。
帰りに図録もしっかり手に入れたので、
家に帰っても、また思い出して楽しめるのが嬉しい。